1 産み分けが成功する確率はどれくらい?
現在は医学知識やサプリなど研究が進んでおり80%以上となっています。
ただし基本は夫婦ともに健康であることが大前提です。昔とくらべて晩婚傾向にあり、高齢出産の割合も高まってきています。高齢出産とは「40歳以降の妊娠・出産」のことを指します。
40歳を過ぎると、20代、30代の頃とくらべて妊娠率が低下していきます。
産み分けのためには排卵日を特定、受胎のためのセックス以外は避妊するなど必須項目があります。産み分けをしない場合とくらべて妊娠率が下がるということを理解しておく必要があります。
2 精子の種類
男性の精子には「X精子」と「Y精子」という2種類があります。この2種類の精子のどちらが卵子と受精するかによって性別が決まる、というしくみになっています。
図を見て下さい。
精子の種類と特徴
このように、X精子が受精したら女の子、Y精子が受精したら男の子が生まれてきます。
つまり、受精した瞬間に性別が決まります。
精子は基本的に、酸性の中では動きが鈍くなり、アルカリ性の中では動きが活発になります。
X精子(女の子)は酸性に強い傾向があり、逆にアルカリ性の中ではY精子(男の子)の方が活発です。
子宮や子宮頚管はアルカリ性で、膣内は酸性です。排卵日直前になると子宮頚管からアルカリ性の粘液が排出されて膣内の酸性度が弱まるため、Y精子(男の子)に有利な状態となります。
男の子が欲しい場合は排卵日当日から3日間
女の子が欲しい場合は排卵日前の3日間
また女性がセックス中にオルガズムを感じれば、子宮頚管からさらにアルカリ性の粘液が排出されるので、より酸性度を弱めることができます。男の子を希望の場合は特に体位や排卵日特定、オルガズムが大事になってきます。
X精子(女の子)は寿命が3日と長く、それに対してY精子(男の子)は寿命が1日と短いため、
排卵日の3日前にセックスをすれば排卵が起こったときにはX精子(女の子)しか残っていませんから、女の子の産み分けに有効ということになります。
3 産み分けの条件と確率UP
・産み分け対応の産婦人科に相談
・排卵日を特定するため基礎体温を記録する
(排卵日が近づくにつれて体温が上昇していきます)
・当アプリで生理周期と排卵日を予測する
・排卵日検査薬
・男の子、女の子の精子に有利な体位
・ゼリー (アルカリ性、酸性にするため)
・サプリメント
・食事、禁欲など男性の協力と理解
・不妊症は事前に治療しておくこと
産み分けの基礎を理解してぜひチャレンジしてみてください。
産み分けを希望するご夫婦のお役に立てれば幸いです。